HAGI
幼い頃に見た花札の絵柄。
遊びよりも、描かれている絵や色が好きで、よく眺めていました。
どの絵柄も好きでしたが、萩のシンプルに描かれた姿に心惹かれ、ずっと記憶に残っていました。
萩は、奈良時代に山上憶良が『万葉集』で詠んだことから、秋の七草のひとつとして親しまれてきました。
春の七草が「七草がゆ」として食を楽しむのに対して、秋の七草は、野に咲く花を眺めて楽しむもの。
そんな、季節の草花を愛でる文化にも惹かれています。
昔の人が眺めた花を、今も私たちが眺めている。
そんな長い時間のつながりも、一緒に感じていただけたらと思います。
