風が冷たく、日はどんどんと短くなってきました。
少し前のことです。
夕方、駅に向かう途中の道で、マスクをつけなおそうと一瞬外した時、ふと秋の香りを感じました。まだ日が出る時間は暑く感じるような時期でした。
また、別の日に郵便物を取ろうと外に出た時の太陽の日差しの温かさ、もちろんそれは春のような柔らかさを含んだようなものではなく、秋の爽やかな心地よさで、季節の移り替わる微妙な雰囲気を味わえていなかったのだなぁと感じたのでした。
日中、室内で仕事ばかりしていると季節の移ろいにも疎くなるのはもちろん、マスクを着用しての日常がそれをより強固なものにしているのだと思ったのです。
目まぐるしく毎日が過ぎています。
しばらくは無理のないスケジュールで、ゆっくりと。